水餃子の楽しみ方

お店にご興味を持って来られる方で「焼餃子はないんですか?」と聞かれることが多いですが、焼餃子は中国では余った水餃子を焼いて食べたことが起源らしく、水餃子は新鮮でないと美味しく味わえないようです。私も昔は焼餃子しか食べていなかったのですが、水餃子に出会ってから、皮のモチモチ感の虜になりました。

店で提供している水餃子は具もすべて手作りで、注文を受けてから店内で皮を延ばし、具を包み、茹でています。このような工程で作られているため10分から15分程度のお時間をいただいているわけです。具は20種類くらい試作した中から厳選した10種をご提供していますので、それぞれの具の特徴をぜひ味わっていただきたいと思います。具に入っている食材の栄養学的なうんちくはメニューに書いてありますが、水餃子は油で焼いていないので全てヘルシーな食べ物なんです。

開店して10日間での人気トップ5はいうと、

第一位:豚肉としいたけ。豚肉から出る肉汁としいたけの風味がマッチしていて絶品です

第二位:ニラと海老。豚肉が入っていないのでよりヘルシーですが、ニラとぷりぷりのエビが合います。肉が入っていないので皮に包みにくく、中国人がやっている店でも作れない方が多いと思います。それだけ優れた技のこもった一品なのです。

第三位:豚肉とレンコン。レンコンのシャキシャキとした食感がいい。

第四位:豚肉とパクチー。パクチーの香りがほんのり鼻を抜けます。東京で食べるパクチー餃子はほとんど豚肉の餃子の上にパクチーがかかっているものですが、この餃子は正真正銘パクチー入りの餃子ですので、味わってみてください。

第五位:山菜の水餃子。山菜は富山県にある山で採れたゼンマイの一種でシャキシャキした食感がたまらない。春に採れた山菜を冷凍保存し、期間限定で提供しています。まだまだ在庫がありますが、売り切れたらごめんなさい。

他に、私がお勧めしたいのは麻婆茄子です。麻婆茄子も餃子になるんですね、という感じでちょい辛なので辛いのがお好きな方はぜひお試しください。

今はまたコロナの第7波に突入してしまいましたが、免疫力の上がる食材も多くありますので、ぜひ水餃子を食べて、コロナに負けずに頑張りましょう! 

水餃子はお近くで持ち帰り後速やかに食べていただける方に限り、予め電話予約していただければテイクアウトもできます。

 

2022年07月28日